教職大学院について
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基本情報

横浜国立大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻

教職大学院が、新しく生まれ変わりました

2017年度に設置した高度教職実践専攻(教職大学院)は、神奈川県唯一の教職大学院として、学校や地域が抱える諸課題に対して中心となって活躍できる人材育成の役割を果たしてきました。

しかしながら、昨今の社会的背景の急速な変化により、学校や地域が抱える課題はより困難で多様なものとなっています。そうした状況を踏まえ、教員養成の多様なニーズに応え、より高い教育実践力を持つ教員を養成するため、横浜国立大学教職大学院は大きな改革を行いました。新しい教職大学院では、教科等の専門的知識と高度な実践的指導力を備え、自ら教育実践上の問題を発見し、その解決に努めることのできる若手教員や、地域や学校における指導的役割を果たし得る確かな指導理論と優れた実践力・応用力をもつ中堅教員・管理職候補・指導主事等の養成を行います。新しく生まれ変わった教職大学院に、どうぞご期待ください。

開  設 平成29年4月1日(令和3年4月1日組織改編)
名  称 横浜国立大学大学院 教育学研究科高度教職実践専攻
定  員 入学定員 60名
学  位 教職修士(専門職)
講  義 6ターム制(2ヵ月1ターム)[(講義+演習)180分8回]
標準修業年限 ・2年(ただし、短期履修が認められた者は1年)
・小学校教員免許取得プログラムのうち、一種免許取得プログラムは3年
修了要件 標準修業年限以上在籍し、46単位以上を修得、本学GPAの基準を満たすこと。
ただし、短期履修が認められた者は40単位以上。
備考 短期履修で修了した現職教員学⽣は、その後の取り組みも含めた全体の総括を、修了⼀年後にも教職⼤学院研究成果報告会において報告し、その普及に努める。

神奈川の子どもたちの未来、教育の未来を創造するため、
地域に根ざし、高い実践力を有する教員を養成します

地域で学び、学びを地域に還元する教員の育成

地域で学ぶ

こんなメリットも!
・教職大学院を修了見込みの場合、自治体により教員採用試験の第1次試験の一部免除なども受けられます(教職大学院生を対象とした推薦枠による大学推薦での受験が可能)。
・教員採用候補者名簿の登載期間を最長2年間延長することが可能です。

所有する一種免許状に対応する以下の専修免許状が取得できます。
●幼稚園教諭専修免許状●小学校教諭専修免許状
●中学校教諭専修免許状●高等学校教諭専修免許状
●養護教諭専修免許状、栄養教諭専修免許状
●特別支援学校教諭専修免許状(知・肢・病)

横浜国立大学教職大学院3ポリシー

ディプロマ・ポリシー
―修了認定・学位授与の方針

以下の3つの力を身に付け、かつ、別に定める修了要件を満たした者に学位を授与する。

  1. 同僚性を構築・活性化させ、様々な教育課題の解決に向けて学校や地域のリーダーとして、あるいは新しい学校づくりの一員として積極的かつ協働的に取り組むことができる力。
  2. 学習指導、児童生徒指導、支援を必要とする子どもに対する指導に関する知識・技能を身に付け、個に応じた実践的な指導ができる力。
  3. 急速に変化する社会や教育現場の課題に関して、主体的・協働的に学び続ける力。

カリキュラム・ポリシー
―教育課程編成・実施の方針

学校マネジメントを担い学校や地域の教育活動においてリーダーとなる教員(スクールリーダー)を育成する「学校マネジメントプログラム」と、確かな学力の育成とそれを保障する授業改善や多様なニーズに適切に対応できる教員を養成する「教科教育・特別支援教育プログラム」の二つのプログラムを設定し、理論と実践の往還に基づいた学修を基本とし、次のような共通科目、選択科目、学校実習科目及び課題研究により教育課程を編成する。

  1. 共通科目においては、必置の共通5領域の中に、地域の教育課題についての理解を深め、実践力を培うことを目的とした科目である「神奈川の教育課題」の科目を設定し、神奈川のスクールリーダーとして求められる基盤的な学修を行う。
  2. プログラム共通選択科目とプログラム別選択科目に区分される選択科目において、共通科目の各授業を土台として学生一人一人の専門性や課題意識に応じて学修を深め、高度な研究能力を育む。
  3. 学校実習科目において、学校における教育活動や実務全般について総合的に体験し、授業や学級経営に関する基本的なスキル等を身に付ける。
  4. 課題研究を必修とし、学生自らが学校現場から課題を見いだし、その改善や解決に取り組むとともに教育実践研究を進める能力を身に付ける。

アドミッション・ポリシー
―入学者受入れの方針

教育学研究科では、グローバル社会とダイバーシティ、複雑化する学校教育の諸課題に対応しうる、教育現場等における心理的支援を担う人材、共生社会への前向きな意識をもった日本語教育に精通する人材及び神奈川県を中心とした地域の教育における質の高い高度専門職業人としての教員等を養成することを目指すため、次の人の入学を求める。

教育学研究科が求める学生像

地域や学校等との連携の中で、理論的・実践的な経験を生かして、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校などの現場で教育研究の強力な推進者として貢献していこうとする人。

高度教職実践専攻(専門職学位課程)が求める学生像

複雑な教育課題が山積する学校現場において、教職に関する高度な専門性を有し、自律的な学校運営と学校マネジメントを担うミドルリーダー、管理職候補、指導主事等の育成と、確かな学力とそれを保障する授業改善や多様なニーズに適切に対応できる教員の養成を目指す。よって次に示す人の入学を求める。

現職教員学生

教科指導・授業づくり、学級・学年経営等に関する基本的な知識を持ち、学校や地域の教育課題解決に向けて積極的に努力し学び続けようとする高い志を有する教員

学部新卒学生等

教員免許状(一種)を有する者で神奈川県内の教員を志し、自らの課題意識を持ち、理論に裏打ちされた実践力を高め、同僚と協働しつつ生涯にわたって学び続ける意欲を有する者

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